最近は、アニメの中の人を通り越して「作っている人たち」まで興味が行っています。
今(今更)注目しているのが、私が生きてるうえで一番のアニメ、いや、今世紀最大のアニメといっても過言ではない「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の原案や「花咲くいろは」、「とらドラ!」など多くの作品のシリーズ構成、脚本を手がけた超売れっ子脚本家の岡田磨里さん。
そしてもう一人は、「うさぎドロップ」のシリーズ構成・脚本を担当されている岸本卓さん。
岡田磨里さんは言うまでもなく、多くの作品で我々に感動を与えてくれている名脚本家!!。
私も大好きな「あの花」の原案は岡田磨里さんご本人ですが、本来、スラップスティック(コメディのようなものです)で性的な要素を含んだ作風だったようですが、アニメでは監督の長井龍雪さんやキャラクターデザインを担当した田中将賀さんの意見を取り入れ、アニメのように友情を題材としたお話になったようですね。
小説版(購入しましたがまだ読んでません)では、原案に近い作風となっているようです。
その他にも多くのアニメでシリーズ構成、脚本に携わり、2011年上半期からは「あの花」や「花咲くいろは」・「フラクタル」などを含め、6クール分のシリーズ構成に携わっておられ、その内3作は原作なしのオリジナルアニメですので、その知性と発想力には驚かされるばかりです。
岸本卓さんのことは、正直なところ詳しくは存じておりません。ただ、現在放映中のアニメ「うさぎドロップ」のシリーズ構成・脚本に携わっていらっしゃいます。
宇仁田ゆみさん原作の漫画「うさぎドロップ」、原作を読んだ事が無いため、セリフや感情の表現・描写、キャラクター同士のやりとりなどを知らないため、アニメにおけるセリフや感情の表現は、「原作」に忠実なのか「アニメ」オリジナルの言い回しなのかが分かりません。
なぜ、「原作」・「アニメ」と着目しているかと言いますと、「アニメ」版における主人公・大吉のセリフの言い回し、ヒロイン?といえばいいのでしょうか鹿賀りんに対しての気遣い、そして相手の気持ちを思いやる心、相手の言葉から感情を即座に読み取り、対応・機転の速さが伺え、「大吉、お前は心理学者になれるんじゃないか!?」というくらいの気遣い、そして回転の良さ!!
この人とのやり取り、感情の読み取り、相手への尊重などを含め、そのやり取り・台詞回しが、私の琴線に触れまくり!!
マジですげーって毎回思ってしまう。
そして、毎回、ちょいちょい挟まれる些細なやり取りの中に、家族愛とも恋愛とも違う、なんと表現していいのか分からないのですが「愛」(「愛情」の方がしっくりくるかな?)に満ち溢れたシーンがあります。
私は、毎回、「愛情」を感じるシーンを見る度、オロオロと涙します。正直、深いです。マジで、深い!!
話を戻しますと、本作における「アニメ」版しか知らない私には、この作風は「原作」を基にされているのか、「アニメ」版から表現されたものなのかが気になっています。
もちろん原作ありきなのは分かっていますが、「アニメ」の中での1つ1つの台詞回しに感動を覚えた私は、「原作そのままとは言えないよなぁって」思い、「アニメ」版シリーズ構成・脚本を手がける岸本卓さんの手腕によるものではないかと思った次第です。
どうもグラニフです。
人に感動を与えることができる。それはすごい事です。
スポーツにしても
お笑いにしても
ドキュメンタリーにしても
映画にしても
歌にしても
アニメにしても
そして、その感動を与えてくれた、携わった全ての人がすごい。
人が人を喜ばせる力、そしてそのために人を動かす力。
もしかしたら、「それが仕事だからやっているだけ。」って人も居るのかもしれない。でもそれでもその仕事に携われていることは喜ばしい事だし、羨ましい事。
私は誰かを笑顔にする事ができているのだろうか。
わかんねw
とりあえずRO‐KYU‐BUのライブチケットの先行販売には応募した。抽選の末、当選したら10月30日はライブに行く予定。
とっても楽しみなので、当選することを祈っている。
さらぁ~っと言ってのけたけど、とうとう「中の人」のライブまで行こうとしている。
こんだけ、「作り手」の話を力説しておいて、結局オチは「中の人」である。
というか井口裕香である。
そう、井口病は進行中です・・・。
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